写真家・早田雄二(1916-1995)はハリウッド映画のスチール写真から細やかなライティングと背景のセット演出を学び、稀代の名カメラマンとして一時代を築きました。
映画評論家の故・淀川長治氏が「日本のスタアはみんな早田君のキャメラの中で育ちました。」と賛辞を惜しみませんでした。

原節子、高峰秀子、山田五十鈴、山本富士子、吉永小百合、岸恵子、八千草薫、岩下志麻、大原麗子、三田佳子、美空ひばり……

日本映画黄金期の華として時代を代表した名女優たちが必ず一度は訪れる場所がありました―――東京、銀座の「早田スタジオ」―――。
早田雄二のレンズを通して、女優たちは自らの「もっとも輝いた一瞬」を永遠にフィルムに残したのです。