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出演ミュージシャン

 

1.デューク・エリントン フォー エバー バンド
(生誕100年トリビュート)

 

■デューク・エリントン・フォーエヴァー・バンド
1999年は偉大なるデューク・エリントンの生誕100周年にあたる。今年に入ってから、エリントンのアニバーサリー・イベントは本国アメリカをはじめ世界的な盛り上がりをみせており、夏の世界各地のジャズ・フェスで最高潮を迎えそうだ。エリントンの残した数々の名曲の美しさは、エバーグリーンの輝きを放っている。ジャズ・フェスならではのこのスペシャル・バンドが、エリントン・ナンバーの素晴らしさを再認識させてくれるだろう。


バネッサ・ルービン(Vo)

■ヴァネッサ・ルービン:
90年代の初めにデビューしたストレートアヘッド・スタイルのジャズ・シンガー。モダン・ジャズの名曲に自ら歌詞をつけて再構築したり、ジャズ以外の音楽も積極的にとりこんだりするなど、クリエイティブな活動をみせている.モデルのようなルックスも魅カで、知性と美を備えた才色兼備の女性。エリントン・ミュージックにふさわしい品格とソフィスティケーションも彼女はもっており、フェスティバルに花を添えてくれるだろう。


ルー・ソロフ(Tp)

■ルー・ソロフ
マンハッタン・ジャズ・クインテットのオリジナルメンバーであり、ギル・エバンスを初めとするジャズ・オーケストラのソリストとしても有名なトランペット奏者。快適なハイノートを得意とする技巧派として知られる。ベテランの行きに達した昨今では、熟した深まりのあるバラード・プレイを聴かせてくれる。キャリアの初期にはブラス・ロックのブラッド、スウィト&ティアーズでも活躍。幅広いジャンルで活動してきた。


ジミー・ヒース(Sax)

■ジミー・ヒース
1950年代のハード・バップ全盛期から一貫したスタイルで活躍しているベテランのテナー・サックス奏者。70年代のなかばにはベ一スのパーシー、ドラムのアルバートと組んだグループ"ヒース・ブラザーズ"で活曜した。ジャズ史上有名な3兄弟でもある。これぞジャズ・テナーという風格のあるプレイは現在も健在だ。この6月発売のケイコ・リーの最新作『デイ・ドリーミング』に参カしてファンをよろこばせた.作曲家としても知られる.


フランク・ウエス(Sax)

■フランク・ウエス
ジャズ史上、エリントンと並ぶ二大ビッグ・バンド、カウント・ベイシー・オーケストラでの活躍が有名なフルート/テナー・サックス奏者。ジャズ・フルートのパイオニア的な存在でもある。ベイシーをはじめウディ・ハーマン、秋吉敏子などビッグ・バンドの豊富な経験は、今回のエリントンのスペシャル・バンドでも十二分に発揮されるだろう.ベイシー・バンドの朋友フランク・フォスターとのクインテットでの活動も知られる。


アート・バローン(Trom)

■アート・バローン
74年に死去したエリントンの最晩年のオーケストラ・メンバーだったトロンボーン奏者.日本での知名度はあまり高くないものの、イリノイ・ジャケー、ジョルジュ・グルンツらのジャズ・アーティストのみならず、スティービー・ワンダー、ジェ一ムス・テイラー、カーリー・サイモンらとも共演.またブロードウェイ・ミュージカルでも演奏するなど、幅広く活動している。エリントンを実際に知る彼は今回のキー・メンバーとなるだろう。


ローランド・ハナ(P)

■ローランド・ハナ
スイングのベニー・グッドマンから、アバンギャルド/ポスト・バップのチャールス・ミンガスまで。幅広く活躍してきたピアノのバーチュオーゾ。サド・ジョーンズ〜メル・ルイス・オーケストラ時代に人気と評価を決定的なものとした。70年にリベリア大統領からナイト(KNlGHT)の位を授与されて、サー(SlR)・ローランド・ハナと呼ばれるようになる.
来日回数は多く、親日家。
ジャズ・ピアノの歴史を内包した円熟のプレイが聴ける。


レイ・ドラモンド(B)

■レイ・ドラモンド
80年代以降の数えきれないほどのストレートアヘッド・ジャズ作品に参加しているベースの名手。小編成から大編成まで、ひかえめながらもバンドをグイグイひっばるカ強いベ一ス・ワークをみせる。最も信額のおける人気のべ一シストのひとりといえる。ジョ二一・グリフィン、アート・ファーマー、ミンガス・ダイナスティなどのバンド活動が知られる。豊宮なキャリアを積んだ今は、さらに磨きのかかった深まりのある表現カをみせている。


ケニー・ワシントン(Dr)

■ケ二一・ワシントン
70年代の末から活躍を始めた新世代感覚の名ドラマー。リー・コニッツのグループでプロ・デビューを飾り、ペティ・カーター、ジョ二一、グリフィンのバンドで腕を磨いた。ディジー・ガレスピ−、ケ二一・バレル、ジミー・スミス、ジャッキー・マクリーンら錚々たるビッグ・ネームと共演。アーティストからお呼びがかかる"ファースト・コール"のドラマーのひとりだ.現代的でスマートなドラミングには信頼が寄せられている。


 

2.トラベリング・マイルス

カサンドラ・ウイルソン(Vo)グループ

■カサンドラ・ウィルソン
この数年、R&B/ブルース色を強めた独特なボーカル・スタイルで、人気と評価を一段と高めたコンテンポラリーなジャズ・シンガー。エッジの利いた感性と張り詰めたテンションで横築するブルージーなボーカル・ワールドは、ワン・アンド・オンリーの境地へ向かいつつある。今年3月に出したマイルス・デイビス・トリビュート作『トラベリング・マイルス』は絶賛を博した。その最新作のナンバーのライブ・バージョンを聴かせてくれる。

 

3.ブルースバンド

レイ・アンダーソン グループ

■レイ・アンダーソン
アンソニー・ブラクストン、バリー・アルトシュルなどのアバンギャルドなジャズ・グループでユニ−クな個性を培ったトロンボーン奏者。ジャズ・ファンク系のスリッカフォニックスや名門ジョルジュ・グルンツ・コンサート・ジャズ・バンドなどでも活躍。作編曲、ビッグ・バンド・プロジェクト、ジャズ・ファンクなど、多彩な活動の中、一貫したポリシーとクリエイティビティを発揮している。うねりのフレージングがプレイの特微だ。

 

4.サルサ・ラテン アンド ドラムバトル

ラリー・ハーロー グループ

■ラリー・ハーロウ
ニューヨ一クで活離中のサルサ/アフロ・キューバン音楽の伝説的なピアニスト/キーボード奉者。ブルックリン生まれ.2年間キューバで学んだ後、60年代の始め頃から第一線に出る。自己のラテン・レジェンズ・バンドやファニア・オールスターズなどで活確。五名のアフロ・キューバン・パーカッション奏者をフューチャーする新バンド"サンダードラムス'99"での来日だ。ジャズ・フェスティバルを否が応でも盛り上げてくれそう。

 

5.ニュースター

アーヴイン・メイーフィールド(Tp)グループ

■アーヴィン・メイフィールド
日本ではまだ知られていない二ューオリンズ出身のトランペットの新人。ウィントン・マルサリス、テレンス・ブランチャード、ニコラス・ペイトンらを輩出したニューオリンズ・センター・フォー・クリエイティブ・アーツで(N0CCA)で、彼らと同じくエリス・マリサリスから教えを受けた。ジャズ・フェスで新人デビューが話題になる例は少なくない。21歳のメイフィールドはまだ未知数だが、エリスが送りだした新人だけに期待が高まる。

 

6.ジャズ・フュージョン

ロベン・フォード グループ

■ロベン・フォード
ブルースを得意とするフュージョン系の自人ギタリスト。70年代の後半のフュージョン・ブームの中、イエロージャケッツを結成して活躍.バンドを離れた後、マイルス・デイビス・バンドに加入したことも話題を呼んだ.92年にルーツのブルースに戻った白己の二ュー・バン、ド、ロベン・フォード&ザ・ブルーラインを結成した。白人のブルース・ギターを代表するアーティストで、ロック色の強いその演奏には風格が出てきた。

 

7.日野皓正クインテット

日野 皓正(Tp)他

いわずと知れた日本を代表するトランペット奏者。ニューヨーク在住。日野のファイティング・スピリットと天性の花は、ジャズ・フェスの顔というべきもの。97年にフリー・ジャズへ回帰した作品とそのクラブ・ミックス盤を発表するなど、変わらぬチャレンジ精神を見せてくれた。先日、最愛の弟でジャズ・ドラマーの日野元彦をガンで失った。今回のプログラムは弟へささげる。忘れられないパフォーマンスを聴かせてくれそうだ。

 

8.大西順子トリオ

大西 順子(P)他

90年代の日本のジャズシーンに旋風を巻き起こしたピアニスト。アメリカで身につけた新世代感覚の斬新さで力強いプレイを聴かせる。最近はジャズ・プロデュースを手がけたり、キーボードも演奏したりするなど、活動と表現の幅を広げつつある。さらに魅力を増したパフォーマンスを聴かせてくれそうだ。最新作はあるとサックスの大物フィル・ウッズとコラボレーションを果たした『クール・ウッズ/フィル・ウッズ&大西順子』

 

9.葉加瀬太郎グループ

葉加瀬 太郎(Vi)他

■葉加瀬太郎
1990年、KRYZLER&KOMPANYのヴァイオリニストとしてデビュー。翌年「第33回日本レコード大賞企画賞」受賞。96年『TOLOVEYOUMORE』が「第10回日本ゴールドディスク大賞洋楽グランプリシングル賞」受賞。同年9月日本武道館公演をもって解散。CM音楽、ラジオパーソナリティー、個展、セリーヌディオンの数々のワールドツアー参加等様々な活動が世界各国で大絶賛。1997年、全国ツアー「Watash」を行う。X‐JAPANのT0SHI、工麓静香ほかアーティスト、アルバム、音楽プロデュースを手掛ける.2ndアルバム「Walking with You」はアメリカ他海外リリースされる。セリーヌディオンの全米カナダツアーにも参加。今年1月東京ブルーノートのコンサートは記憶に新しい。10月末には、3rdアルバム発売予定。今回ジャズ初の試みに大いに期待がかかる。


 

10.第30回 山野ビッグバンド・コンテスト優秀バンド

大学生 フルバンド

■オーシャン・ブルー・ジャム
ジャズ・フェスティバルの大きな魅カのひとつは、多彩な参加者が一堂に会するスペシャル・ジャム・セッション。
ジャズ・ファンにとって文字どおり夢の顔合わせが実現するわけだが、ミュージシャンにも絶好の機会.普段はなかなか共演することのない相手との演奏が刺激となり、いい意味でのハプニングが生まれる場合が多い。参加予定者は、フランク・ウエスらと日本のトップ・ミュージシャンたちだ。

■ナイト・ブルー・セッション
フェスティバルのフィナーレを飾るオールスター・ジャム・セッション。国営ひたち海浜公園に陽が落ちて、ジャズ祭は夏の終わりを告げながらクライマックスを迎える.出演予定アーティストはジミー・ヒース、レイ・アンダーソン、日野皓正、大西順子ら。ラストナンバーはエリントンだろうか?大勢の出演者がそれぞれの個性を発揮しながら繰り広げるジャム・セッションは、ジャズ・フェスティバルならではの醍醐味だ。


☆ 上記出演者は一部変更する場合があります。

 

プロデューサー: サル・ハリス ブルーノート・インターナショナル(ニューヨーク)

入場等のご注意

当日の会場には、レジャーシート以外の高さのあるもの(デッキチェアー、テーブル、パラソル)は持ちこめません。

通し券をお持ちの方は、昼の部が終了後一時退場していただきます。(場所の確保は可能です。但し、荷物の紛失は責任を負いかねます。)

通し券の方の夜の部の席への入場は、夜の部の方より先に入場できます。

会場全体

 

中の円形のところとそのサイドがイスです。

半円状のところが芝生となっています。

中央下の部分が入り口です。(入り口左が受付になっています)

 

 

 

 

今年は、ジャズ史上最大の作曲家/ビッグ・バンド・リーダー、デューク・エリントンの生誕100周年に当たる。それを祝した特別編成グループ "デューク・エリントン・フォーエヴァー・バンド"が、今回の目玉のひとつだ。


先日、日本を代表するドラマーの日野元彦が死去した。兄の日野皓正が追悼する。

また、マイルス・デイビスへのトリビュート作品を発表したカサンドラ・ウィルソンや、近年の日本のジャズを実リ豊かにしてくれた大西順子、未知数の新人アーヴィン・メイフィールドなど、新鋭からベテランまで、多彩なアーティストが顔をそろえる。


マイルス、エリントン、日野元彦・・・。

ジャズ・レジェンズヘのトリビュートを通じて、1999年というミレニアムの節目に今世紀初頭に生まれたジャズ史をふり返るとともに、新世紀への期待を抱かせるフェスティバルとなりそうだ。


昨年、台風で中止になった非運をホット・ライブで吹き飛ばしてほしい!


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